FAQ
Q.量産での対応ロット数量
A.弊社で多いのは10,000〜100,000/ロット程度のものです。
それ以外のロット数量についても対応は可能ですので、一度ご相談ください。
極端に数量の多い数百万〜数千万/ロット品は設備上苦手としております。
Q.イメージはあるのだが、形に出来るかわからないものの相談
A.ポンチ絵、ラフスケッチでも一度ご相談ください。設計から加工可否判断含めて検討させていただきます。
また、3Dデータで分かりやすく提案させていただくことも可能です。
Q.試作の金属と成形(インサート成形)とのセットでの納期
A.金属と成形(インサート成形・組立)セット加工で最短10日間です。
社内での一貫した設計〜型製作〜生産により可能となります。
更に短納期をご希望の場合および、ハウジングのコアピンを要する金型の場合は一度ご相談ください
Q.委託開発・共同開発・工法開発他の対応について
A.対応可能です。最初の契約、費用面で折り合えば可能な範囲で対応させていただきます。
一度ご相談下さい
Q.薄板金属の試作加工納期
A.形状にもよりますが、ブランク加工方法別でブランクプレス加工の場合、平均3週間。
ブランクレーザー、もしくはエッチングの場合は最短で1週間程度となります。
まずはご希望の納期をお知らせください。
Q.試作加工での対応可能サイズ
A.目安として、小さなもので米粒以下、大きなもので製品の展開長でx500mm×y500mm程度のものが可能です。
材質、形状によって異なりますのでお問い合せ下さい。曲げ高さは200mm程度まで可能です。
Q.3Dデータでのペーパーレス加工について
A.3Dデータのみの加工は可能です。
材質、外装、一般公差を指定ください。
また、弊社はSolidWorksを使用しています。
送付いただける形式は、IGES/STEP/Parasolidのいずれかでお願いします。
また、2Dデータは、dxf/dwgでお願いします。
Q.難加工材の加工実績
A.試作加工において、モリブデン、インコネル、マグネシウム、ハステロイなど難加工材についての加工実績があります。
但し、形状、加工条件によって異なりますのでお問い合わせ下さい。
Q.試作の加工精度
A.量産試作段階では、経験豊富な型製作技術(簡易金型)により、量産金型と同等の精度を実現します。
数量、要求精度に応じた製作方法で満足していただけると思います。
精度についてのご質問がある場合は一度ご相談ください。
Q.使用している金属材料について
A.純鉄、珪素鋼鈑、SPCC、SECC、SPTE、SUS304(生材・バネ鋼)、SUS301、SUS316、SUS430、A1100、A1050、A5052、A3003、、C1020、C1100、C1220、C2801、C2600、C2680、C5191、C5210、C7521、C7701、ベリリウム銅、チタン銅、純Ni、42Ni、コバール他各種ニッケル合金、純チタン、モリブデン、各種メーカーの銅合金など鉄鋼から非鉄まで対応可能です。
Q.外装(メッキ・塗装・熱処理他)まで対応可能ですか?
A.薄板金属につきましては、試作及び量産共に外装まで対応可能です。但し、一部協力会社で対応不可能な外装処理もありますので一度お問い合せ下さい。
Q.見積り回答時間について
A.試作につきましては、原則6時間以内(平日 9:00~17:00 受付時間)にお見積りさせていただきます。
難しいもの、部品点数が多いものでも3時間以内にレスポンスいたします。
量産につきましては、原則6時間以内(平日 9:00~17:00 受付時間)にレスポンスいたします。
その際に日程を整合させていただきます。
Q.個人からのご依頼について
A.申し訳ございませんが、現在法人のみの取引とさせていただいております。
どうしてもとお考えの場合は、対応が出来かねる場合もありますがお問い合わせください。
Q.資産管理のための預書の発行について
A.試作及び量産共に預書等の発行が可能です。
お客様の仕様の雛形、無ければ弊社仕様の雛形での発行になります。
但し、試作の簡易金型につきましては、コア部は弊社独自のシステムになりますので、標準のダイセットの外観のみとさせていただきます。
また、簡易金型についてはお渡し(お貸し)することは出来ません。
但し、最初に双方の契約、費用面で整合させていただければ可能ですが、簡易金型システム仕様の金型ではないため、ダイセット費用他発生しますので、通常より高価なものになります。
Q.試作金型の、金型・金型データ・図面の提出は可能ですか?
A.金型データ及び図面の提出は出来ません。
最初に双方の契約、費用面で整合させていただければ可能でございますが、簡易金型システム仕様の金型でないため、ダイセット費用他発生しますので、通常より高価なものになります。
試作ですので早く、安くをお考えの方にはお勧めできません。
Q.製造品のROHS、 REACH対応について
A.ROHS、REACH対応要求のある全ての製造品に対して、ROHS、REACH指令の規制基準を確認した上でものづくりを行っています。
量産品については、初回品納入前にご依頼に基づいて対応いたします。
試作品については、発注時にご依頼(規制基準)いただけますようにお願いします。
Q.機密保持について
A.お客様からのご依頼、ご相談に対する機密保持には、万全を期しております。
また、「機密保持契約」「覚書」をかわすことも問題ございません。ご安心ください。
Q.成形品の簡易金型のライフ
A.通常約3,000ショットを目安としてお考え下さい。
製品の形状、材質によっても異なりますのでお問い合せください。
Q.薄板金属の試作の簡易金型の保管期間(耐用年数)はどれくらいですか?
A.最終生産日より約1年を目処としてください。
但し、こちらから勝手に廃棄することはありません。
必ず、お客様にご確認、ご承認後弊社で適切に廃棄処分いたします。
耐用年数は、常識の範囲で2〜3年程度だとお考え下さい。
保管には十分な配慮を払いますが、保管の間はメンテナンス等は致しませんので、錆び等発生の問題もあります。
再度、その金型を使用しての生産依頼の場合は、状況次第で別途金型メンテナンス費用が発生いたします。
Q.薄板金属品の簡易金型のライフ
A.簡易金型のグレードにより異なりますが、量産試作段階でのグレードの簡易金型ですと数千〜数万ショット程度は問題ありません。
形状、材質により多少異なりますのでお問い合せください。
Q.量産での売り型のみの対応は可能ですか?
A.基本は部品(商品)での売買の形をとっておりますので量産金型をお売りすることは出来ません。
Q.試作での売り型のみの対応は可能ですか?
A.基本は部品(商品)での売買の形をとっておりますので試作金型をお売りすることは出来ません。
但し、最初に双方の契約、費用面で整合させていただければノウハウ、設備、金型もお売りすることは可能ですのでお問い合せください。
Q.成形金型の設計ソフトは何を使っていますか?
A.コダマコーポレーションのTOPsolidを使用しています。
Q.使用している解析ソフトはなんですか?
A.構造解析(Solidworks Simulation)、熱流体解析(Flow Simulation、6SigmaET、FloTHERM)、プレス成形解析(JSTAMP)、樹脂流動解析(3D TIOM)などの解析ソフトを使用しています。
Q.海外での生産拠点はありますか?
A.現在、海外に独資での生産拠点はありません。
Q.国内の営業拠点・生産拠点はどこですか?
A.生産拠点は、京都本社と、鳥取県の鳥取市と倉吉市、京都府の京丹後市と宮津市に子会社があります。
Q.薄板金属の定義(板厚)はなんですか?
A.弊社における薄板金属の定義は試作・量産共に板厚が0.05mm〜3.2mm以下です。
試作品では板厚0.5mm以下が比較的多く、量産品では板厚1.0mm以下が比較的多いです。
板厚0.05mm以下もご相談下さい。
Q.社名の由来はなんですか?
A.「最上」と「インクス」という造語を足したものです。最上の由来は、創業家の実家がお寺で、そこが岡山県の最上稲荷とご縁が深かったため、事業をはじめるにあたり最上稲荷の最上を頂きました。
インクスに込められた意味は、INTERNATIONAL(国際性)、INTELLIGENCE(思考力)、INFORMATION(情報力)、INDUSTRY(技術産業)、INCORPORATION(グループ化)、INTEGRATION(統合)の5つの意味を持つIN(イン)と、未知なる可能性という意味のX(クス)。未来への限りない可能性を表現し、最上インクスという社名になりました。